この夏のコミックマーケットC96、わたしはコミケスタッフとして参加してきました。
もちろん、スタッフ経験は初めて。
そこで、実際やってみて感じたこと、今回を踏まえて次回どうするか等々を書いていきたいと思います。
スタッフ参加のキッカケ
まずこれを書かないといけません。
なんでスタッフになったのか?
直接のキッカケは、10年くらい付き合いのあるTwitter友達に誘われたからです。
確かC94の時だったか。
「たまたまコミケ来てるから会おう」みたいな話になったんで、実際会ってみたら...彼はコミケスタッフだった。
いや、それたまたまコミケ来てるんじゃないよね??っていうね。
それはさておき、その時私がうっかり
「一回くらい、スタッフってやってみたいんですよね」
って口走ってしまったのです。
それを聞いて彼は、
「まさかこんな身近にスタッフ希望者がいるとは。ぜひぜひ」
と。
C95は連絡がなくて、
「あーあのとき限りの話だったのかな」
なんてぼんやり考えてたら、C96前に
「前回は連絡できなくてごめんね!これでスタッフ応募できるから!」
って時間差で連絡が来た。
おおう、こりゃ参加するしかないな、とか思ったわけです。
どんな仕事をしたのか?
では、当日どんな仕事をしたのか?を説明します。
わたしの仕事は「カタログ、リストバンドを購入する人たちの、行列整理」です。
今回からリストバンドが導入されることになったわけですが、それに伴う新設の部署です。
通常、スタッフ参加時に、各自部署の希望を書くことになります。
で、今回は「4日間開催されること」「リストバンドが導入されること」「会場が西・南と青海に別れること」などなどの理由により、新人が大量投入されているようでした。
その中で、新人は優先的にこっちに参加してね!と案内されたうちのひとつが、上記の仕事でした。
実際やってみてどうだったか?
して、実際仕事してみてどうだったか?
結論から書けば、事前の想定よりも相当楽に仕事に取り組めました。
まず、そもそも仕事内容が「カタログ、リストバンドを購入する人たちの、行列整理」な訳です。
ということは、カタログとリストバンドがなくなった時点で仕事が無くなります。
正確に言えば、売り切れたタイミング以降、並んでいた行列を誘導と整理仕切るまでが仕事なのです...が。
最終日は9時前には仕事が終わってました。
他部署から来たコミケスタッフ経験者の方々は、
「9時前にのんびりくつろいでいるなんて信じられない」
と口を揃えて言ってました。
加えて、仕事中もかなり楽に仕事に取り組めてました。
なるべく日が当たらないところにいるようにしたり。
仕事も15分くらいで持ち回りを交代したり。
とにかく水分補給の確認にスタッフが回ってきてくれたり。
...とまぁ、熱中症対策は念入りに行われていました。
結果、過酷とはほど遠く、かなり楽しんで仕事に取り組めていました。
しかも、最終日はふつーにそのまま一般参加してた。
スタッフ参加ののため、今回は知人に買い物をお願いしてたのですが、逆にそのお手伝いをしてました。
さすがに予想外だったなー。
で、次回もやるのか?
ぜひ、次回もやりたいと思ってます。
実際やってみて楽しかったからというのももちろんあります。
が、前からタッフの存在のありがたみを感じていたから。
ご存知かもしれませんが、今回は歴戦のスタッフもスタッフ待遇の悪化を理由に、スタッフ引退を表明する事態になっています。
それでも、わたしは今回限りでやめようとは思いませんでした。
まず、一番取り沙汰されている「スタッフ通行証がスタッフ参加している日しか配布されない」件ですが、実は自分はあんまり興味がなかったんです。
いや、そりゃわたしも欲しい本があるのです。
いつもは一般参加してるわけですし。
ですが、今回わたしは1日目は仕事で不参加、2〜4日目はスタッフ参加という状況。
今回は知人にお願いして、買いに行ってもらうことにしてました。
配布されたサークル通行証はそのまま知人へ。
その結果、自分でサークル通行証が使えないことに不満がなかった訳です。
一方で、わたしがスタッフ参加しようと考えた、モチベーションの起因はなにか?
それは、自分がなくなったら困るものに対して、積極的に支援や貢献をするのがポリシーである、ということ。
コミックマーケットも、コミケスタッフも、そして同人誌も、なくなったらわたしは困ります。
今回、上記のスタッフ引退の話を聞いて、なおのこと自分がやったほうがいいんだろうな、と思いました。
自分の場合、自分の欲しい物が手に入るのであれば、特になにも言うことないですしね。
昼食も飲み物も出るし、まぁ不満は特になかったかな。
可能な限り、これからもスタッフ参加していきたいと思っています。
さて、早くも次回冬コミC97の準備がもう始まってます。
次回はどんな仕事をすることになるのやら...夏コミとは違ったスタッフ経験ができそうで、楽しみです。