究極的にはフィギュアはたった1つでいいと思う。
フィギュアはクリアケースに入れて飾れるたった1つでいいと思う。
複数、それもずらずら並べるなんてナンセンスだと思うのです。
より正確にいえば、ガラスケースを用意し、持つのはそこに入るぶんだけにすればいい。
わたしも、昔は手元に何十体ものフィギュアを持っていました。
しかし、今はアクリルケースに入ってるフィギュア1体、貰い物のフィギュア3体、ねんどろいどが5体いるだけ。
本当は貰い物のフィギュアはすべて無くし、ねんどろいどもたった1体にしたかったのです。
でも、いろいろ考えた結果、この状態で落ち着きました。
将来的にはもっと減らすかもしれません。
なんでこんな風に考えているのか。
「理由1:持ってるだけで飾らないものになんの意味があるのか?」
フィギュアは飾れば場所をとります。
そうすれば、必然的に飾れないフィギュアというものが出てきます。
フィギュアとは、飾って眺めることに意味があります。
眺めるまではしなくとも、目に入れば十分です。
しかし、眺めもせず目に入ることもない、ただしまって持ってるだけのフィギュアになんの意味があるのでしょうか?
意味とか求めた時点でオタク失格なのかもしれません。
でも、ただしまってるだけのフィギュアに何千円とお金を出すことに価値が感じられなくなった。
それが、大量にあったフィギュアをすべて手放した理由のひとつです。
「理由2:フィギュアをメンテナンスする手間がもったいない」
フィギュアをそのままケースに入れずに飾ると、必然的にホコリが被ってきます。
ホコリが被ったままなんてかわいそうですし、格好もつかないので、時々メンテナンスすることになります。
でも、それってガラスケースに入れておけばやらなくていい作業です。
数を飾れば飾るほどその作業は爆発的に増えていきます。
それって本当に必要なことでしょうか。
メンテナンスの時間をかけることがフィギュア(嫁)を大切にすることだ...という意見もあるかもしれませんが、時間をかけることが嫁を大切にする唯一の方法ではないはずです。
わたしは最初の写真のようにガラスケースに入れ、かつ造花で飾り立てる方法を取っています。
こうすることでホコリをとる手間をかからないようにしています。
まぁそのぶん、ときどき造花の配置を変更することをしているわけですが...。
ともあれ、そういう大切にする方法もあるんじゃないか、という考えです。
「理由3:大量に並んでる状態は絵的にどうよ?」
フィギュアが部屋に大量に並んでるというのは、オタクの部屋でよくある話ですし、憧れかもしれません。
でも、世間的には他のジャンルに置いて、同じものが大量に置いてある...というディスプレイ方法はほとんど見かけません。
数少なくすることで、ひとつひとつに注目させることこそ、美意識の表れなのではないか...というのが個人的な意見です。
フィギュアも同じことではないでしょうか?
少なくフィギュアが飾られている状態こそ、絵面的に美しいと言えないでしょうか?
わたしはそう考えるようになったので、大量に手元にあったねんどろいどを手放しました。
ねんどろいどってパーツも多いので遊べるフィギュアなのですが、結局わたしってそんなに遊ばないな、ということに気づいたのも大きいです。
というわけで、フィギュアを大量に飾ることへのアンチ活動と、ケースで飾ることのススメでした。
まぁ、そういうオタクもいるんだなぁ、ということで。