今さらながら「君と彼女と彼女の恋」をクリアしたので、感想を書いてみた。
ネタバレありの感想は世の中に溢れているし、前回ネタバレありの感想を書いたので、あえてネタバレなしで書いてみようと思います。
ただ購買欲を煽るだけの記事になりそうな気がしないでもない。
ちなみに、ネタバレあり版はこちら。
まず、このゲームを一番楽しめるのは、これまで何本も美少女ゲームやエロゲーと呼ばれるゲームをプレイした来た方々です。
あなたがそれに含まれるなら、わたしはこのゲームを迷うことなく勧めます。
クリア後にとても頭を悩ませることになるかもしれませんが、それも一興です。
あるいは、3か月ごとに嫁やTwitterのアイコンをころころ変えるようなアニヲタにも刺さるものがあると思います。
たとえ二次元であっても、キャラクターひとりひとりをとても大切にしないといけないな、という気持ちにさせてくれます。
つまるところ、コンテンツとして数多くのキャラを誑し込み、飽きたら次の美少女キャラへ...と移ろいできた人には、確実に刺さるゲームだと思います。
もっというと、このゲームに興味を持った時点で少なからずオタクだと思うので、興味があるなら迷うことなくこのゲームをやったほうがいいと思います。
わたし、このゲームのことは一生とは言わないまでも、しばらくは頭の片隅に残り続けると思います。
もちろん、どちらにしてもこのゲームの最後の選択肢で選んだヒロインを裏切ることになることには変わりないのですが。。。
反面、アニヲタでもないしゲームやるようなオタクでもない、ましてやオタクではない方にはまったく勧めません。
このゲームをやったからって「で、だからなに?」という感想しか抱かないと思います。
さて、この「君と彼女と彼女の恋」がどんなゲームか...ですが、一言で言うなら「美少女ゲームの枠組みから外れようとした、あるいは枠組みをぶっ壊そうとしてるゲーム」です。
世の中にある大抵のものは、これはこういうものだという枠組みがあります。
自動車であれば、タイヤが4つあってエンジンで駆動してハンドルで操作するもの。
美少女ゲームでも同様で、主人公がいて、ヒロインが1人以上いて、選択肢を選んで物語を進めるもの。
このゲームも、プレイし始めはそんな印象を抱きます。
ところが、1ルートクリアして2ルート目のクリアにかかっていくと...そんな枠組みは一気に無くなります。
そんな状態でゲームをやっていると、こう感じます。
「これは美少女ゲームと言えるのか?いや、美少女ゲームのはずなんだけど...何かが違う」
あと、個人的に特徴的だなぁと思ったのは、主題歌が男性アーティストであること。
わたしもそんなに美少女ゲームをやる人間ではありませんが、主題歌が男性アーティストってほとんど見かけたことがない気がします。
ちなみに、歌ってるのは元・19の岩瀬敬吾さんです。
男性ボーカルだからって特に違和感を抱くことなく、映像となかなかマッチしてるなぁと感じました。
ネタバレせずに書こうとすると、あまり書けませんね。
という訳で、興味を持ったならぜひプレイしましょう!