「PC版タガタメのいいところ、悪いところ。」でも書きましたが、「誰ガ為のアルケミスト(タガタメ)」のPC版(DMM版)はマウス操作がめんどくさいです。
なんなら時々クリックしてもクリックを認識してくれないときもあります。
そんなデメリットがありつつも、配信なんかをやることを思えばPC版タガタメをやめるという判断はできません。
となれば、マウス操作以外でPC版タガタメを遊べないか、考えるしかありません。
この手の情報がないか探してみましたが、まぁないですよね。
ここから、マウス操作以外を探す旅が始まりました。
まずはタッチディスプレイを買ってみた
まず考えたのは、PC向けのタッチパネルディスプレイの購入です。
Amazonで探してみると、この手の商品はけっこう出てきます。
ぶっちゃけどれでも変わんないかな、と思ったので、持ち運びしやすそうなカバーが付いたこれにしました。
結論から言うと、これはうまくいきませんでした。
どうやらなんですが、ディスプレイのつなぎ方では相性が発生するようです。
自分の環境の場合、ディスプレイがすでに3枚接続されているPCに対し、4枚目としてこれを繋ぎました。
...が、なぜかこのディスプレイでタッチをしても、ほかのディスプレイ上でタッチされたと認識されました。
写真のとおりなんですが、これはホントに不可解です。
ディスプレイの挙動がおかしい、と言わざるを得ません。
使えなくはないんですが、さすがにクセが強すぎます。
ペンタブじゃあるまいし、せっかくタッチディスプレイを買ったんだから、表示されてる画面上で操作したいじゃないですか。
じゃあ拡張ではなくミラーリングで、と思ったんですが、これだとなぜかタッチが認識したり、しなかったり。
まさかこんな問題が起こりうるとは...。
ちなみに、例えばノートPCにつないで2枚目として使用する分には、タッチも表示もなにも問題ありませんでした。
単純に考えれば、ディスプレイをつなぎすぎてるのが悪いのかな?
かといって、そのためにディスプレイを減らす...などというのはナイですよね。
液晶タブレット(液タブ)に可能性を感じた
というところであきらめてマウス操作に...と思っていたのですが、そこでもう1つのアイディアが浮かびました。
液タブを使えばいいんじゃないか?と。
液タブというのは液晶ペンタブレット、つまりPCで絵を描く人のためのツールです。
指ではなくペンで操作する形になりますが、マウス操作よりはよっぽど楽にできそうな気もします。
問題は価格です。
液タブとなると、そこそこの質を求めると2万円台がスタートラインです。
1つのゲームのためにそこまで投資するかどうか...2か月ほど悩みました。
※ちなみに、もっと上の高価格帯だと指でタッチ操作できる液タブもあるが、当然ながら選択肢としてナシ
しかし、やはりマウス操作にうんざりしつつあったこと。
タッチディスプレイの相性に悩まされてあれこれ買うよりは、液タブのほうが確実性が高そうなこと。
液タブでタガタメを遊べるのかどうか?単純な興味を持った結果...。
買ってしまいました、Wacom One 13。
Wacomと言えば液タブのド定番、Wacom買っておけば間違いない、みたいなポジションの会社です。
下手に安いの買うくらいなら、質が高いのを買ったほうが無難だ、という発想ではあるのですが。
価格はおよそ30000円(クーポン適用後)。うーん...。
とにかく「買ったからにはちゃんと使わなければ」ということで、PC版タガタメを試してみました。
結論から言えば、まぁ悪くなかったです。
ディスプレイが変に認識されることもなく、操作感も違和感ありませんでした。
ただひとつ気になったのは、ドラッグ操作が液タブ特有なので、そこに慣れる必要がある、ということ。
具体的には、ペンについたボタンを押しながら、液タブ上で移動させる...という操作です。
単に液タブ上でペンをトントン、ってやるだけだとクリックの扱いになるので、必ずボタンを押しっぱにする必要があります。
最初はこれになかなか慣れませんでした。
でもまぁ大して難しいものでもないので、2023年2月の決戦場を1シーズンやり終えるころにはだいぶ慣れました。
それでもマウス操作と比べればよっぽど直感的で、時間切れもなさそうです。
ただまだドラッグに慣れなくて誤操作がありますね。
まとめ
ここまでやった結論はこうです。
・タッチディスプレイは場合によって相性があったり、うまく動かなかったりする
・液タブ(Wacom)は品質は間違いないけど、価格が高い。操作にクセがある
普通の人はタッチディスプレイを買ったほうが無難な気もします。
自分みたいに多画面にしてる人は少数だと思うので。
なにかの参考になれば幸いです。