ふえんわーくすらいふろぐ

Fuen-Works(https://fuen-works.tokyo/)の管理人のまとめ。 アニメ、IT関係、日々考えてることだったりをテキトーに書いてます。

金銭的な実害がない限り、相手の失敗を寛容に受け止める。

 

生きてると、やたら失敗に対して厳しい人を見かけます。

相手を責めたり、怒鳴ったり、なんかペナルティを課したり。

そういうの見るたび、「世の中、もっと相手の失敗に寛容になればもっとスムーズに物事が運ぶのに」と思っています。

 

一番多いのは、やっぱり店員に対してのクレームでしょうか。

自分もお店でのバイトの経験が多いので、いろんなことで怒られたり、あるいはクレームを受けたことがあります。

もちろん「あぁそりゃそうだよな」と思うことが多いわけですが、中には「なんでそんなことでクレームにするんだ?」というものもありました。

 

覚えてる中で一番謎だったのは「会計の開始時にポイントカードを持ってるか聞かれなかった」でした。

ぶっちゃけ、ミスというレベルでもない。

自分は当時、ひと通り商品をスキャンしたあとで、それを聞くことにしてました。

なんでか?というと、無意識だと確認したかどうか分からなくなるから。

スキャンしながら途中で確認すると、一瞬マジで分からなくなります。

無意識で家の鍵を閉めると、家を出たあとに鍵を閉めたかどうか不安になるのと同じ原理です。

 

そりゃ、客がポイントカードを探す手間を考えれば、スキャン前に聞くのが一番効率がいいんですが...まぁ当時はそこまで頭が働かなかった。

ので、ミスしないことを優先したわけですね。

で、「最初にポイントカードの有無を聞かれなかった」という理由でクレームを入れられたわけです。

意味が分かりませんよね。

10年以上経った今でも意味が分かりません。

 

逆に、自分が客だった場合の視点を考えます。

33年も生きてると、いろんな店員のミスに遭遇します。

最近あったミスだと、「コンビニでチケット支払いと発行の時に、チケットの渡し忘れがあった」かな。

特に文句も言いませんでした。

 

理由は簡単で、「自分の金銭や時間のロスがほぼなかったから」。

これが例えば「チケットを紛失しました」だったら、さすがに怒ります。

だって、自分がライブに行けなくなるか、チケット代が損失になるか...という状況じゃないですか。

それはさすがに困る。

 

でも、そうでないのなら別に気にしません。

だって、生きてればミスなんて誰だってあるじゃないですか。

小さなミスでいちいちツッコミを入れてたらキリがありません。

そのことでいちいち怒ったり、クレーム入れて時間を使うほうがよっぽどバカバカしい。

人間誰だって、怒られるより笑って許してもらえるほうが気持ちいいに決まってる。

 

けど、それでもどうしても許せない基準というものはある。

で、自分がベストと考える基準が「自分の金銭や時間のロスが生まれるか?」なのです。

それ以外のミスでいちいち怒るのは時間の無駄、精神衛生上よくない。

そしてその怒りはただの自己満足。

誰も嬉しくない。

 

世の中多くの人がそれぐらい割り切ってくれれば、もっと世の中うまく回ると思うんですけどね。

感情論だけで生きる人間の多いこと。