ふえんわーくすらいふろぐ

Fuen-Works(https://fuen-works.tokyo/)の管理人のまとめ。 アニメ、IT関係、日々考えてることだったりをテキトーに書いてます。

ネットで公開する=あらゆる範囲に圧倒的な速度で広がり、半永久的に残り続けるってこと...がまだ分かってないらしい

 

先日あった、M-1の評価にまつわる、上沼氏ととろサーモン久保田氏、スーパーマラドーナ武智氏の騒動。

 

news.nifty.com

 

nlab.itmedia.co.jp

 

まだまだ尾を引きそうだなぁ...という印象。

我が家にはテレビもないし、そこまでお笑いに興味がないので、そこまで熱心に情報集めてないのだけど。

これ見て思ったのは「今まであれだけ炎上の事例が出まくってるのに、炎上しそうかそうでないかの区別がつかない人間がまだいる」ということに驚いた。

 

よく、ネットで何かを書く=駅前で公開演説するようなものだ、と言われることが多いけど...わたしはちょっと違うと思ってる。

ネット以外のメディアでそれに等しいものってなんだろう?って考えても、あんまりこれというものが思い浮かばないんだけど。

強いていうなら、ネットで何かを書くってことは、全世界同時生中継で何かを話すのが近い...ような気がする。

それほど、あらゆる世代、人種、地域にじわじわと広がっていき、しかもずっと人々の意識に残り続けるってこと。

しかも、悪い内容のほうが圧倒的に早く遠くまで広がっていく。

人間、いい内容より悪い内容の方が好きだからね、仕方ないよね。

 

あと、ネットで炎上するかどうかってのは、身内だけじゃないといけない内容と、世間にバレても問題ない内容を混同しちゃうか区別できないのか...その辺りに原因があるケースが多い。

今回もそう。

飲み会って内輪で言っていい内容と、世間にバレてもいい内容を区別できなかった。

 

会社でも、先輩、後輩、部内、会社全体、社外に知れていい内容は全然違う。

それはある程度社会経験を積んだ人間であれば、直感的に分かる内容だと思う。

ネットに公開するってことは、当然社外に知れても問題ない内容でなければならない。

今回の動画は、社外に知れてもいい内容だったか?

 

誰かに物を言う(情報を公開する)時は、「それが誰に広がっていくか」「その誰かに広がってもいい内容か」をきっちり把握し制御しなければならない。

もちろん、完全には制御できないのは当たり前だけど、わざわざ必要以上に情報を公開しすぎることはないよね。

ネットだけじゃなくて、日常的にそういうことは意識しなきゃならないし、言われなくてもやってることじゃないだろうか、とも思う。

 

ネットを使えば誰でも自由に自分を表現できる時代になった。

それがいい面であることも多いけど、悪い面も多く目立つようになってきた。

しかも、いつまで経ってもその悪い面の出来事はなくならない。

他山の石、対岸の火事と思いつつも、自分がネットに書こうとしてる内容が、本当に出していい内容かどうか、いつも見直さないといけない。