ふえんわーくすらいふろぐ

Fuen-Works(https://fuen-works.tokyo/)の管理人のまとめ。 アニメ、IT関係、日々考えてることだったりをテキトーに書いてます。

超悪質な訪問セールスにからまれた話。

 

先日、超悪質な訪問セールスにからまれたので、周知のためにも内容を公開することにしました。

みなさんもお気をつけください。

 

 

とある週末の夜、ドアをノックされました。

普段ならスルーするところなのですが、玄関先に音が響いてたかもと思い、居留守は使えないかと諦め、出てしまったのです。

それが運の尽きだったのですが。。。

 

出たところ、30歳前後の青年が立ってました。

聞くところによると、節税対策の商材売ってるかなにか...だとか。

事前に返信用のハガキをお送りしたんですが、見覚えありませんか?と。

※チラッと一瞬だけ、そのハガキを見せてきました。

 

わたしにはそんなハガキは見覚えありませんでした。

具体的な方法は?と聞くと、不動産を使った方法だそうで。

後日、詳しい話をさせて欲しいので、1時間ほど時間をいただけないか、とのこと。

 

不動産と言えば、スルガ銀行かぼちゃの馬車の件が真っ先に浮かびました。

投資としてはあんまりいい方法とは感じていない、というのが個人的な感覚です。

しかも、「時間を取るかどうか判断したいので名刺かWebページか資料はないのか」と尋ねたら、いずれもないと。

 

そういう状況だったので、「1時間という時間を取るかどうか判断材料が不足しすぎてるので、今回はパスさせて欲しい」と答えました。

ところが、そのセールスは「そうは言いますが、話を聞いた方は興味を持つ方が多いので、ぜひ聞いて欲しい」と答えました。

しかしわたしとしては先に答えた通り。

そもそも話を聞くべきか判断材料が不足してるので、話を聞く気がないので、そう言われたところでどうとも思いませんでした。

パスしたい、いやいやとりあえず話を、とまったくラチがあきませんでした。

 

そうこうしてる間に、もう1人のセールスマンが現れました。

同じ30歳くらいの青年でした。

まぁもう1人の人も言うことはほとんど変わらず、「とりあえず話を聞いて欲しい、1時間くらい時間を取って欲しい、話を聞いたら興味を持つ人が多いので」ばかり。

わたしとしては同じように「そもそも話を聞くべきと判断する材料が不足してる、無駄な1時間になるリスクを回避したいので、パスしたい」と言いつづけました。

そんなやり取りしても一向に引き下がる気配がなくラチがあかなかったので、「もう帰ってください」と扉を閉めようとしました。

 

 

その時です。

2人の態度が急変したのです。

閉めようとした扉を無理やりこじ開けようとしてきたのです。

一度は完全に閉じた扉でしたが、鍵をかけることが出来ず、完全に開けられてしまいました。

そこでセールスマンが言ってきたのは、

「おい、なんなんですかあんたは。あ?」

そう、脅しをかけてきたのです。

 

「営業マンだと思ってなめてんだろ?あぁ!?」

「こっちは返信用のハガキ送ってんだよ、時間使ってきてんだよ!」

「女だったら話聞くんだろ?おっぱい大きい女がきたら話聞くんだろお前?」

こっちは最初の営業マン。

 

「子供じゃないんですから、話聞きましょうよ」

こっちは2人目の営業マン。

 

...とまぁこんな具合で、まるでこっちが悪いみたいな口ぶりでしたね。

言ってきたことにいちいち、

「そんなわけないでしょ」

「だからなんなんですか、わたしに関係ないでしょ」

といちいち反論してました。

 

さすがにめんどくさくなって「あーもうめんどくせぇ!」なんて、あんなに本気で叫んだの、初めてでしたね。

 

もう本気でめんどくさかったし、タチが悪かったので、

「もう警察呼びますから」

スマートフォンを取りにいき、操作し始めました。

 

すると2人は、

「いいんですか?チャンスをふいにしても?」

「同窓会で節税対策の話になった時、どうするんですか??」

と2人で引き止めにかかりました。

もう一刻も早く帰って欲しかったので、問答無用で警察に電話すると宣言しました。

 

2人はもうどうしようもないと思ったのか、「もういいよ!」と叫んで、すごい勢いでバタン!と扉を閉めたのです。

あーもうやっと終わったか、とものすごく安堵しました。

 

 

それにしても、あの2人はあんな営業方法で案件が取れると本気で考えているのでしょうか?

営業のまず最初にやるべきことは、相手との信頼関係の構築です。

だと言うのに、脅しをかけてくるとは...信頼関係もクソもありません。

わたしに対して指をさしてきたりとかもしましたね。

礼儀もなっちゃいません。

そういう意味では営業マンの風上にも置けません。

営業を名乗ることすら、世の中の営業マンに対する冒涜です。

 

返信用のハガキを送ってきた?

時間を使ってる??

だからなんだというのでしょうか。

わたしにはまったく関係ありませんし、返信するかどうかはわたしの自由のはず。

アホなんですかね?

 

女だったら話聞くんだろ?だって。

そんなアホ実在するんですかね。

まったく論理性に欠ける話です。

それとも、彼らは色気のある女性が営業にきたら話を聞くんですかね?

 

子供じゃないんだから、だって。

これらのことすら分からないなんて、それこそ子供なんじゃないかな。

 

言うまでもないですが、彼らの言うことにもっともらしいことは何もありませんでした。

名刺もWebページも資料もない、身元不確かな連中の話など、聞く価値もないですね。

 

 

いくらなんでも悪質すぎたので、本当に警察に通報しました。

あんな絵に描いたような犯罪まみれの訪問セールスがまだ実在してたとは。

 

 

ですが...まだ続きがあります。

 

この後、「そいえば昨日の郵便確認しなかったな」と、郵便受けに確認に行きました。

...ら、なんと、カードの利用明細が完全に開封された状態で入っていたのです!

郵便受けはダイヤル式。

口も狭いし、フツーは取り出せません。

確証はないですが、ダイヤルもちゃんと閉めたと思います。

 

だというのに、郵便物が開いた状態で入ってた。

のりでくっついたハガキタイプのものです。

普通はありえません。

 

思い返してみれば...あのセールスが最初に「返信用ハガキだ」といってチラ見せしたハガキ、白黒で一瞬しか見えなかったけど、このハガキに似ていたような。

まさか...あいつら、郵便受けから抜き取り、コピーかなにかしたのか...!?

 

そう考えれば、ある可能性が想像できます。

あのセールスどもは営業に来たのではなく、個人情報の収集に来たのではないか?と。

 

対面して会話すれば、ある程度プロファイリングはできます。

脅し行為というのは、ある意味就活での圧迫面接みたいなもので、そういう時の対応を確認できます。

室内をみれば、もしかしたら生活状況を読み取れるかもしれません。

何回も尋ねてくれば、何時ごろ自宅にいるのか把握できます。

※平日夜遅くまでいませんよね?とも会話のなかで言われました。

 

だとすれば、あのまったくセールスする気がない会話内容や態度も納得できます。

久々に戦慄し、命の危機のようなものを感じました。

その後の1週間くらいはずっとナーバスでした。

週明けに風邪ひいてダウンしてたのもありますが。

 

 

あれ以降、外出中は自宅内を監視するカメラを仕掛けたり、郵便受けは必ず毎日確認、しっかりカギを掛けて確認するようになりました。

自宅の外に簡易的な監視カメラを仕掛けるのも計画してます。

今のところは何もありません。

また何か不審なことがあれば、即通報する気でいるのですが。

 

 

それにしても、今回はうっかり出てしまったのが運の尽きでしたね。

これからは居留守とバレるリスクがあっても、事前に連絡や約束のない訪問は一切でないと固く決意しました。

前は問答無用でそうしてたのですが、今の家って玄関の上に換気扇があるせいで、外へけっこう音が漏れるんですよ。

でも、もうそんなの無視です。

どんなことがあろうと、一切出ません。

 

とまぁ、こんなことがあったわけです。

皆様もお気をつけください。