持ってる人はもう分かってると思うんですけど。
スマートスピーカーってのは、生活を劇的に変えるようなものじゃないです。
少なくとも現時点では、自分の生活をほんの少し変えてくれる...そんな程度のものです。
だというのに、期待をかけ過ぎてる人がたまにいます。
まだまだこれからのジャンルですよ。
我が家にはGoogle Home miniが存在します。
しばらく買う気がなかったのですが、昨年12月上旬ごろ、ビックカメラで半額で売っているのを見かけて「まぁ半額だったら試しに買ってみてもいいかな」と思ったのがキッカケ。
最初からあんまり期待してなくて、大して使わないでしょ、とは思ってたんですけどね。
ここまで否定的な書き方をしていますが、わたしはバリバリ使っています。
まず、朝のアラームですね。
もちろん口で設定する訳ですが、アラーム止めるのも口でできます。
続いて、時間の確認ですね。
布団の中にいていちいちスマホ出さなくても「いま何時?」って聞くと、答えてくれます。
これで何回布団から飛び起きたか。
そして、朝のニュースですね。
最後に、音楽ですね。
50000曲まで無料でアップロードして再生できるPlay Musicライブラリで、適当にプレイリストを作って聴いてます。
最初は「〇〇(アーティスト名)の××(曲名)流して」って言ってたんですけど、うまく認識しない率が高すぎます。
今ではプレイリストのみにしてます。
ここまで使っている結果、わたしの生活はほんの少しだけ変わったなと感じます。
劇的に変わったな、という感覚はありません。
まぁこんなもんなんじゃないでしょうか。
ちなみにですが、Google Home含めて「他のものでいくらでも代用できるな」と思ったので、我が家からテレビがなくなりました。
今、我が家にはテレビがありません。
PCのディスプレイはありますので、ゲームやるときはそれを使ってます。
テレビのChromecastとの連携がウリのGoogle Homeですが、わたしはあんまり必要に感じませんでした。
あと、照明との連携は、そもそも対応してるライトを買わなきゃいけないし、そのライトも高いし...というので、まったくやる気ありません。
そもそもあんまり必要と感じてません。
ともあれ、何が言いたいかっていうと、新しいものを導入するときに
- 自分の今のライフスタイルを踏まえて
- しっかりとそれについてリサーチして
- それを買ってどう変わるかイメージして
- 結果、それが本当に必要か判断する
...というプロセスが当然必要なのに、それをしない人が多いこと。
だから、「買ってみたけどあんまり使ってません」だとか「役に立ちません」だとか言いだす人が出てくるんです。
今回のスマートスピーカーもそんな感じ。
分かってないのに期待だけ大きくて、結果そんなこと言うのは理不尽じゃないかな。
Wi-Fiが繋がりにくいって言ってる人もいますね。
それは多分、あなたの家のネットワーク環境に問題があるのであって、Google Homeのせいじゃないんじゃないの。
使い方が悪いとそういうこともいっぱいあるのに...モノのせいにするのはよくない。
あと、買ったあとに実態を踏まえて「自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズする」というプロセスも大事です。
プロセスを経た結果、それを手放すという選択肢も当然出てきてもいいと思います。
スマートスピーカーもそうですけど、レビューを見てると、これらのプロセスを経ずに否定的なことを書いてる人がちらほらいて、ちょっとウンザリします。
思い返してみれば、iPhoneが出た当時は「絵文字が使えない」だのと言ったレビューが書かれた...なんてことがありましたね。
あと、Windows 8が出たときには「アップデートしたのにタッチパネルにならない」と言ってる人々が続出なんてニュースがあったりしたのを覚えてます。
ちゃんと買う前に調べていたり、使うイメージを持っていたり、あるいは仕組みをちゃんと理解できていれば、そんな問題回避できると思うんですけど。
なぜか新しいものが出てくるたび、そういう話が必ず出ます。
人類とは飽きもせず悲劇を繰り返す生き物のようです。